kankan-deri’sナチュラルインテリア

シンプル、ナチュラルなものが好き。インテリア、時々家族のことも書き綴ります。

人見知りで臆病な娘が変わった効果的だったもの 続き

こんにちは!カンカンです!
朝、布団が恋しい季節になりましたね。冷え性で寒がりな私には辛い季節です。

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さて、前回の続きです。
我が家の娘、赤ちゃんの頃から人見知りが強く臆病でした。常に私にべったり。
そんな娘を見て、このままでは・・と焦った私。どうにかしなければとあることをさせます。すると徐々に娘に変化が・・・。

 1.2歳半 さらなるステップアップを考える

2歳頃から通い始めた児童館の幼児クラブですが、初めは慣れずに泣き出したり帰りたがって大変でした。初めての場所でも他の子は楽しそうに部屋の走り回っているのを見て、うちの子と他の子は何が違うのかな?と少し落ち込みました。
娘は、初めてのことに対してとても警戒心と不安が強いです。子供ってこんなに警戒するものかと不思議に思っていました。ただ、私も幼少期は娘と同じタイプだったのでこれは遺伝だなと思っています。しかし、性格で損することも多かった私は自分のような人生を歩んで欲しくないと思い、娘がもっと生きやすいように今からできることを考えることにしました。

最初こそ嫌がった幼児クラブですが回を重ねるごとに娘にも変化がありました。
私のそばを離れることはないものの、歌や踊りの時間になると喜んでやるようになったのです。”そうか、娘は音楽が好きなのかも”と思い、見ていました。
このクラブは児童館が主催のためほぼ無料同然で、全体的に内容も緩く子供のためというより、ママ同士のおしゃべりの場とういかんじでした。なのでこどもをほったらかしにしていることも。私は、月謝を払ってでもいいからもっと内容が充実していて習い事と言えるものを探してやってみようと考えました。

2.リトミックに入ってみる

さっそく、ネットや地域の情報誌を見て幼児の音楽教室は何かないか探しました。
音楽好きな娘にはやっぱりピアノかな?でも当時2歳の娘にピアノはさすがに早いだろう。そういえばリトミックってよく聞くけど何だろう??うちの娘にできるかな?
リトミックとは

音楽活動を通して心と体の発達を促す教育法。
音楽のリズムに合わせて、全身で表現したり、身体を動かしたりすることは音楽的な力だけでなく社会で生きていくために必要な基礎能力、運動能力も育むことになる。
ふむふむ、何だかとっても良さそう!音楽に合わせて歌ったり踊ったり表現できるというのは魅力的でした。これなら娘も楽しんでやってくれるかな。
リトミックをやっている大手音楽教室は高いので、公民館でやっているリトミックなら月謝も半額!そして同じ年の子たちも沢山いて、何より親子で参加できるという点が大きかったのでここに決め、さっそく体験の申し込みをしました。

3.リトミック体験日

リトミックの体験に行くことを予め娘に伝えると意外にも楽しみにしていくれました。
でも私は、娘が当日、沢山の親子を目の当たりにして固まることを覚悟していきました。もし、幼児クラブの初日のように泣いて泣いて嫌がったらやめようそこまでしていく必要はないと私も少し気楽に考えて行きました。自分の気持ちに保険をかけてました。
しかし、終わってみると少し緊張はしていたものの(私も)予想に反し娘はリトミックが気に入ったようで楽しかった!また行きたい!!と言ってくれたので、早速申し込みをしました。先生からも”幼稚園入園前のこの一年間にやるのは、とても良い時期だと思いますよ”と言ってもらえました。

4.リトミックで少しづつ娘に変化が・・・

リトミックは週に1回、1年間通してありました。娘が3歳になる年の春に始めました。
20組くらいの親子が参加していたのですが、娘も私も知り合いは一人もいませんでした。でも入ってみるとみんな1年前から通っている人ばかりで、すでにお友達になっていたり、子供たちもみんな慣れているような雰囲気でした。若干気まずい・・・大丈夫かな。
私としては少し居心地は悪かったものの、一番は娘の成長のためにと思って頑張って通ってみることにしました。
リトミックでは毎回一人ひとり名前を呼ばれて手をあげて返事をするのですが、そんな高度なこと娘にできるか心配でしたが2回目からすっごく小さい声で返事ができるようになりました。毎回、返事ができたら大袈裟に褒めるを繰り返していました。そして、半年程経った頃、娘はクラスで誰よりも大きな声で返事ができるようになったのです!びっくり!
終わってから自宅でもリトミックで今日こんなことしたよね!と、私とロールプレイングのようなものをしていました。私からなかなか離れられない娘のために一人で楽器を取りに行くという練習をしたりもしました。
そのおかげか、ほんの少しの距離ですらママも~と言っていた娘が、率先して先生のもとに楽器を一人で取りに行ったり、先生が呼んでくれる絵本を一番前に座って、子供たちだけで聞くということもできるようになりました。

<嬉しかった娘の変化>
・みんなの前で名前を呼ばれたら大きな声でお返事できるようになった
・一人で楽器や道具を取りにけるようになった
・先生がみんなに問いかけた時に率先して答えるようになった
・リトミックの日が待ち遠しくて仕方ない
・音楽がますます好きになり家でもリトミックごっこするまでに!
・集団行動という社会性が少し身についた
・同じくらいの年の子供にビビらなくなった
・同じ幼稚園に行くお友達ができた母子ともに

今まで知らない人が沢山集まる場所では私にべったりで、絶対離れない娘がリトミックに通い出して半年位経つ頃、徐々に私から離れて行動できるようになったのです。
それは、リトミック以外の他の場所でもです。例えば多くの子がいる公園でも一人で滑り台を滑りに行くまでに成長したのです。些細なことですが、2歳の頃の娘には考えられませんでした。
リトミックで沢山先生に褒められ、お友達と踊ったり様々なことをすることで自身がついたのです。娘の通っていたリトミックでは無理に母子分離させることは決してありませんでした。しかし少しずつスモールステップを踏めるような工夫がしてありました。それが娘にとても合っていたののかもしれません。

5.現在の娘

今でも基本的に人見知りで神経質な性格は残っているので、リトミックで性格が180度変わったということはありません。しかし、入園に際してもしリトミックに通っていなかったら私はもっと不安だっただろうなと思います。
お友達の関わり方も学べたし、リトミックを通して同じ幼稚園に通うお友達もできました。これは私もとても嬉しかったし心強かったのです。この地域には入園前の一年間通うプレ幼稚園というものがなかったので、リトミックがそれに少し近いものだったかもしれません。

現在、年少さんですが4月初日、初めて私と別れる時、私に笑顔でバイバイして玄関に入っていった娘の後ろ姿は忘れられません。とても成長を感じました。

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